じゅどう
雪山(せっせん)童子(どうじ)のこと。『涅槃経』 に説かれる釈尊の前生。 帝釈天(たいしゃくてん)がこの童子を試そうとして羅刹(らせつ)に身を変え、「諸行(しょぎょう)無常(むじょう) 是消滅法(ぜしょうめっぽう)」 の二句を唱えたところ、童子は後半の二句 (消滅(しょうめつ)滅已(めつい) 寂滅(じゃくめつ)為楽(いらく)) を聞くために自らの身を投げて羅刹に与えたという。 (要集 P.878)
外部リンク
→hwiki:大般涅槃経/2#諸行無常偈