八戒斎
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
はっかいさい
八つの戒と一つの斎で八戒斎という。また八斎戒ともいい、略して八戒ともいう。在家の信者が一日一夜の期限を限って、出家者と同様に身心の行為動作を慎しむこと。五戒と衣・住・食の贅沢についての戒め。
- ①不殺生戒(ふせっしょうかい)。
- ②不偸盗戒(ふちゅうとうかい)。
- ③不婬戒(ふいんかい)。
- ④不妄語戒(ふもうごかい)。
- ⑤不飲酒戒(ふおんじゅかい)。
- ⑥不香油塗身戒(ふこうゆずしんかい)。身体に香油を塗ったりして化粧しない。
- ⑦不歌舞観聴戒(ふかぶかんちょうかい)。歌をうたったり舞をまったりしないと同時にそれを観てもいけない。
- ⑧不高広大床戒(ふこうこうだいしょうかい)。高くゆったりとしたベッドに寝ない。
- ⑨不非時食戒(ふひじじきかい)。昼以後、何も食べない。以上の九のうち、
⑨不非時食戒を斎とするが、他にも諸説がある。 (唯文 P.706)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。