操作

八難

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

はちなん

 仏や正法(しょうぼう)を見聞することが困難な八種の境界のこと。

  1. 地獄、
  2. 餓鬼、
  3. 畜生(この三は苦しみが多くて仏法を聞くことができない)、
  4. 長寿天(ちょうじゅてん)
  5. 北倶盧洲(ほっくるしゅう)(この二は楽しみが多くて求道心(ぐどうしん)が起こらない)、
  6. 聾盲瘖瘂(ろうもうおんあ)
  7. 世智弁聡(せちべんそう)(世俗智にたけて正理に従わない)、
  8. 仏前仏後(仏が世にましまさぬとき)の八をいう。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。