兼誉
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
けんよ
(1464-1550)蓮如上人の第十三子(第六男)。法名蓮淳(れんじゅん)。 蓮如上人の吉崎下向にともない、親鸞聖人の影像を安置する大津近松の顕証寺を守り、大津近松殿と呼ばれた。
また永正年間に伊勢長島に願証寺を開き近江・東海地方の教線の伸張につとめた。一時本願寺を離れたが、下妻頼秀、頼盛兄弟の追放と前後して復帰し、河内の顕証寺(もと西証寺と称した)に入った。近松顕証寺・富田称徳寺を兼任。 晩年は光応寺と称して証如上人時代の本願寺で勢威をもち、指導的な役割を担った。著書に『蓮淳記』がある。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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