じゅんげん 准玄 (1589-1648)
本願寺派の学僧。院号は願成院。光善寺(大阪府枚方市)住職。寛永17年(1640)、本願寺13代良如により前年に創建された学寮の講主に命じられ能化となって、以降8年間学僧の指導に尽力した。そのため事実上は初代能化にあたるが、元禄6年 (1693) に孫の寂玄が異義を唱えて大谷派に転派したことから、准玄は歴代能化の中には数えられず、初代能化は西吟とされることが多い。著書に『三経大綱』がある。(浄土真宗辞典)
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