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刹那

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

せつな

 梵語クシャナ(kşaņa)の音写。念頃(ねんきょう)(一つの心を発す間)などと漢訳する。時間の最少単位。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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せつな 刹那

 梵語クシャナ (kṣaṇa) の音訳。念頃(ねんきょう) (一つの心をおこす間) などと意訳する。時間の最少単位。一刹那を75分の1秒とする説や、指を1回はじく時間 (弾指) の65分の1とする説など所説がある。『論註』には「百一の消滅を一刹那と名づく。六十の刹那を名づけて一念とす」(信巻引文・註P.301) とある。 → 一念。(浄土真宗辞典)