しじゅうきん
四重禁戒のこと。略して四重ともいう。比丘(びく)・比丘尼(びくに)の守るべき最も厳重な禁戒。殺生・偸盗(ちゅうとう)・婬(いん)・妄語(もうご)の四波羅夷罪(しはらいざい)をいう。これを犯すと出家教団から追放される。 →四重 (信巻 P.221、後世物語 P.1365,愚禿上 P.512,愚禿下 P.533)