いんなくして…
如来回向の行信が往生の因となるのであるから、因がなくて往生するのではなく、また、その行信の他に別の因があるのでもないという意。(信巻 P.229,信巻 P.234,浄文 P.481)
通常は「無因と他因の有にはあらざるを知るべしとなり」と読む。証巻 P.321