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弟提婆達多

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

ていだいばだった

 提婆達多が弟となっているが、実際は従弟。(信巻 P.276)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

現在の「SAT大正新脩大藏經テキストデータベース」では、

  • 大般涅槃経』40巻〔北本、また大本ともいう〕曇無讖(どんむしん)訳
T0374_.12.0479b24: 佛有如是無量無邊大功徳果。大王。如來
T0374_.12.0479b25: 有弟提婆達多。破壞衆僧出佛身血害蓮花
  • 『大般涅槃経』36巻〔南本〕慧厳・慧観・謝霊運により北本を校合訂正した経典。
T0375_.12.0722b28: 量無邊大功徳果。大王。如來有弟提婆達
T0375_.12.0722b29: 多。破壞衆僧。出佛身血。害蓮花比丘尼。

ともに「大王。如來有弟 提婆達多」となっている。
弟とは、順序をあらわす語で弟子、門人をあらわす語でもあるので弟とは弟子の意であろう。