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彼仏今現在成仏

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

ひぶつこんげんざいじょうぶつ

 「かの仏いま現在して成仏したまへり」(口伝鈔 P.890)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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『往生礼讃』の文。御開山は《世》の字を省かれるのが常だった。

若我成仏(にゃくが-じょうぶつ) 十方衆生(じっぽう-しゅじょう) 称我名号(しょうが-みょうごう) 下至十声(げし-じっしょう) 若不生者(にゃくふ-しょうじゃ) 不取正覚(ふしゅ-しょうがく) 彼仏今現在《世》成仏(ひぶつ-こんげんざい-じょうぶつ) 当知本誓重願不虚(とうち-ほんぜい-じゅうがんふこ) 衆生称念必得往生(しゅじょう-しょうねん-ひっとく-おうじょう)
「もしわれ成仏せんに、十方の衆生、わが名号を称すること下十声に至るまで、もし生ぜずは、正覚を取らじ」と。かの仏いま現に《世にましまして》成仏したまへり。まさに知るべし、本誓重願虚しからず、衆生称念すればかならず往生を得。(往生礼讃 P.711)
若我成仏…