忘憂

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ぼうゆう

 憂いを忘れること。酒の異称。(口伝鈔 P.907)


 出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社)
 出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社)
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蘇東坡は『洞庭春色』で酒を詠い「亦號掃愁帚(また號す愁を(はら)(ほうき))」といい、 陶淵明は『飮酒二十首』に酒を「忘憂物」とあるによるか。

『飮酒二十首』

秋菊有佳色

秋菊 佳色 有り

哀露採其英

露を衷みて其の(はなぶさ)を採り

汎此忘憂物

此れを忘憂の物に()かべて

遠我遺世情

我が遺世の情を遠くす

一觴雖獨進

一觴[1] 獨り進むと雖(いへど)も

杯盡壺自傾

()きて壺自ら傾く。

日入群動息

日入りて群動()

歸鳥趨林鳴

歸鳥 林に趨(おもむ)きて鳴く

嘯傲東軒下

嘯傲す東軒の下

聊復得此生

聊(いささ)か 復(ま)た此の生を得ん

  1. 觴は、杯の意。