じみんさんぞう
(680-748)唐代の僧。本名は慧日(えにち)。慈愍流念仏の祖。インドに渡り仏蹟を巡拝し、観音の霊告を受けて浄土往生の志願をかため、帰唐後念仏を弘める。慈愍三蔵の号は玄宗皇帝より与えられたもの。著書に『浄土慈悲集』『般舟三昧讃(はんじゅざんまいさん)』『浄土文記』等がある。