いおうにむにん
往き易くして人なし。その国逆違せず、自然の牽くところなり。『大経』(下)の文。
易往而無人は、阿弥陀仏の本願力によるから浄土へ往生することは容易であるが、自力の心を捨てて真実信心を得る人は少ないから、浄土に往生する人は稀であるという意。 (行巻 P.176)
大経 P.54