がつあいざんまい
釈尊が阿闍世王の身心の苦悩を除くために入られた三昧の名。清らかな月の光が青蓮華を開花させ、また夜道を行く人を照らし歓喜を与えるように、仏がこの三昧に入れば、衆生の煩悩を除いて善心を増長させ、迷いの世界にあって、さとりの道を求める行者に歓喜を与える。(信巻 P.279)