法華経
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
ほけきょう
『
大乗経典の中では初期の成立に属する。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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御開山は、法然聖人の浄土門に入る前は天台法華宗の学僧であった。
しかし、その著作中ではほとんど『法華経』を使わない。
ただ、天台大師智顗の「五時教判」は依用され、仏教の最初の『華厳経』と最終である、最後に説かれた法華・涅槃時の『涅槃経』によって「浄土教」の法義を顕されたのであろう。いわゆる仏教のアルファとオメガである。これが御開山が『華厳経』と『涅槃経』を連引された意味である。天台の五時教判の説によって全仏教を統摂し浄土教の真意をあらわされてのであろう。
その意味では、御開山はかって学んだ天台の『法華経』から『涅槃経』へ移行されたのであろう。