むろち
修行に励んで煩悩を断ちきることのできる智慧のこと。四諦をはっきりと確認することによって、後天的な悪条件によって起こって来ていた分別起(見惑)という煩悩を断ち切って、もはや悪道には決して退転しない預流果と言われる地位における智慧。