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竜華三会

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

りゅうげさんね

 釈尊が入滅してから五十六億七千万年を経た時、弥勒菩薩兜率天からこの世に下生(げしょう)して、竜華樹の下で成道し、大衆のために開くという三回の説法の会座(えざ)。 (信巻 P.264)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

『弥勒下生成仏経』や『弥勒下生経』には、初会で九十六億、二会で九十四億、三会で九十二億の衆生を済度すると説かれている。これを竜華三会とも弥勒三会ともいふ。

『弥勒下生成仏経』

爾時彌勒佛於華林園。其園縱廣一百由旬。大衆滿中。
その時、弥勒仏華林園にいまし、その園の縦広一百由旬にして大衆中に満つ。
初會説法。九十六億人得阿羅漢。第二大會説法。九十四億人得阿羅漢。第三大會説法。九十二億人得阿羅漢。
初会の説法には、九十六億人阿羅漢を得、第二大会の説法には九十四億人阿羅漢を得、第三大会の説法には九十二億人阿羅漢を得たり。
弥勒菩薩