ぎば
梵名ジーヴァカ(Jīvaka)の音写。釈尊在世当時のインドの名医で頻婆娑羅(びんばしゃら)・阿闍世(あじゃせ)の二王に仕える。阿闍世とは異母兄弟といわれる。深く仏法に帰依し、釈尊の病をしばしば治したという。また父王を殺したことを悔やむ阿闍世を仏に帰依せしめた人である。