のうしょうのいん しょしょうのえん
父母を能生と所生とに分けたのは、父は生ませる側(下種)、母は生ませられる側(子種をたもち育てる持種)であるという俗説によっている。
また因と縁に分けたのは、名号は正定の業因となり、光明は摂取の外縁となるからである。ただし光明と名号は別なものではなく、しばらく因縁に配当しただけである。(行巻 P.187, 消息 P.807, 執持鈔 P.864、序分義 P.381)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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- →能所
- →業識
- →両重因縁