じりしんじつ・りたしんじつ
一般には自身を利益(りやく)することを自利といい、他者を救うことを利他というが、親鸞聖人は自利を自力、利他を他力の意味に転じられいる。すなわち自力の真実と他力の真実のこと。(信巻 P.217, 化巻 P.385, 愚禿 P.519)