しゃえこく
梵名シュラーヴァスティー(Śrāvastī)の音写。釈尊在世の頃の中インドにあったコーサラ国の首都(現在のサヘート・マヘートの地と推定される)。祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)は、この城西にあり、釈尊は二十五回の雨安居(うあんご)をこの地で送られたといわれている。(小経 P.121)