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釈迦如来の

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

しゃかにょらい の・・・

 『華厳経』「入法界品」(晋訳巻58)には「この童子(善財(ぜんざい)童子)は昔頻陀伽羅城において文殊師利(もんじゅりし)の教を受け、善知識(ぜんちしき)を求めて、展転して一百一十のもろもろの善知識を経由し・・・」とある。  (御消息 P.735)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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此童子者。昔於頻陀伽羅城。受文殊師利教。求善知識。展轉經由 一百一十諸善知識。

この童子は、昔、頻陀伽羅城に於いて、文殊師利の教を受け、善知識を求むること、展転して一百一十の諸の善知識を経由せり。(*)

善知識は53名であるが、前文殊と、徳生童子と有徳童子を1名としているのを2名と数えて55人の善知識とする。それぞれの善知識は、自分の至ったところと、上の段階に至ろうとすることの二種類を語るから110名の善知識とする。