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長生不死の神方

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

ちょうせいふしのしんぼう

 もとは神仙術でいわれた言葉であるが、ここでは、信心をうれば生死(しょうじ)をこえ、阿弥陀仏と同じ無量寿をえしめられるから、信心を不死を獲(う)る不可思議の方法(神方/妙術)という。(信巻 P.211, 浄文 P.481)


 出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社)
 出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社)
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曇鸞大師は『大集経』の註釈を志したが、健康を害して果さず、そのため不老長生の法を求めて江南に道士陶弘景を訪ね、仙経を授かった。帰途洛陽で菩提流支に会い、仏教こそ真の不死の教えであると諭され『観無量寿経』を授けられた。そして仙経を焼きすてて浄土教に帰したという。(『続高僧伝』等)。この故事から「大信心はすなはちこれ長生不死の神方」と表現されたのであろう。
『正信念仏偈』ではこの意を、

三蔵流支授浄教 焚焼仙経帰楽邦
三蔵流支、浄教を授けしかば、仙経を焚焼して楽邦に帰したまひき。(行巻 P.205)

とされている。