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面授口決

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

めんじゅくけつ

 親鸞聖人から直接教えを授けられること。(口伝鈔 P.913, 改邪鈔 P.927)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

◆ 参照読み込み (transclusion) JDS:面授口訣

めんじゅくけつ/面授口訣

師が弟子に、文書として文字などで記すことなく、直接口伝えに仏法の奥義を伝授することをいう。面受相承ともいう。伝法の伝え方は、経巻により伝えられる依憑えひょう相承という書伝、師の口から言葉により伝えられる直受相承という口伝、師の信仰体験といった超越の次元から伝わり伝えられていく心伝とがある。浄土宗においては善導法然の夢定中の面受相承を経て、聖光良忠へと続く三代相承を説き、今日まで師より口伝えに法門が伝授され、璽書道場伝宗伝戒道場五重相伝など必ず口授をもって伝えられている。


【参照項目】➡口伝直受相承依憑相承


【執筆者:慶野匡文】