観経義
『観経疏』のこと。『観経四帖疏』ともいう。四巻。
善導(ぜんどう)大師(613-681)の主著。『観無量寿経』の註釈書で、「玄義分」「序分義」「定善(じょうぜん)義」「散善(さんぜん)義」の四帖からなる。
聖道(しょうどう)諸師の『観経』解釈を批判し、定善散善の行を廃し、本願に順ずる称名による往生を明らかにした。七祖聖教(しちそしょうぎょう)の一。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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『観無量寿経疏』