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「浄土」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
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 <ruby><rb>穢土</rb><rp>(</rp><rt>えど</rt><rp>)</rp></ruby>に対する語。菩薩の智慧、<ruby><rb>清浄</rb><rp>(</rp><rt>しょうじょう</rt><rp>)</rp></ruby>の行業によって建立された清浄な国土。
 
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<ruby><rb>煩悩</rb><rp>(</rp><rt>ぼんのう</rt><rp>)</rp></ruby>のけがれを離れたきよらかな世界。浄刹、浄界、浄国などともいう。阿弥陀仏の浄土は、安楽世界・極楽世界・<ruby><rb>安養</rb><rp>(</rp><rt>あんにょう</rt><rp>)</rp></ruby>浄土ともいわれた。娑婆世界の西方十万億の国土を過ぎたところにあるという。[[親鸞聖人]]は、浄土について真実の浄土(真実報土)と方便の浄土(仮土)とを区別されている。→[[真実報土]]、[[仮土]]、[[補註2]]。
  
 
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2005年10月29日 (土) 09:04時点における版

じょうど

 穢土(えど)に対する語。菩薩の智慧、清浄(しょうじょう)の行業によって建立された清浄な国土。

煩悩(ぼんのう)のけがれを離れたきよらかな世界。浄刹、浄界、浄国などともいう。阿弥陀仏の浄土は、安楽世界・極楽世界・安養(あんにょう)浄土ともいわれた。娑婆世界の西方十万億の国土を過ぎたところにあるという。親鸞聖人は、浄土について真実の浄土(真実報土)と方便の浄土(仮土)とを区別されている。→真実報土仮土補註2

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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