「もしまさに生れんもの」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
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当来に間違いなく、確かに浄土に生まれる者という意。 | 当来に間違いなく、確かに浄土に生まれる者という意。 | ||
− | 若当生者の当は、已(過去)、今(現在)、当(未来) | + | 若当生者の当は、已(過去)、今(現在)、当(未来)の当生であり、現生において正定聚であるから当生の浄土建立の因を知ることができるので、そのことを知らない邪定聚および不定聚と違うとする。<br /> |
御開山はこのような経文にも現生正定聚説をみておられたのであろう。([[証巻#P--309|証巻 P.309]]) →[[正定聚]] | 御開山はこのような経文にも現生正定聚説をみておられたのであろう。([[証巻#P--309|証巻 P.309]]) →[[正定聚]] | ||
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2018年2月6日 (火) 19:45時点における版
- 彼国衆生 若当生者 皆悉究竟無上菩提 到涅槃処。何以故。若邪定聚 及不定聚 不能了知 建立彼因故。
- かの国の衆生、もしまさに生れんもの、みなことごとく無上菩提を究竟し、涅槃の処に到らしめん。なにをもつてのゆゑに。もし邪定聚および不定聚は、かの因を建立せることを了知することあたはざるがゆゑなり。
当来に間違いなく、確かに浄土に生まれる者という意。
若当生者の当は、已(過去)、今(現在)、当(未来)の当生であり、現生において正定聚であるから当生の浄土建立の因を知ることができるので、そのことを知らない邪定聚および不定聚と違うとする。
御開山はこのような経文にも現生正定聚説をみておられたのであろう。(証巻 P.309) →正定聚