操作

「いんねん」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
 
(同じ利用者による、間の1版が非表示)
4行目: 4行目:
  
 
:2.[[縁起]]、因縁生に同じ。因縁によって事柄が生起すること。すべての存在は因と縁によって生じて仮に存在し、また因縁によって滅するという道理。
 
:2.[[縁起]]、因縁生に同じ。因縁によって事柄が生起すること。すべての存在は因と縁によって生じて仮に存在し、また因縁によって滅するという道理。
 +
 +
:3.迷いの世界につなぎとめる原因。 ([[法事讃 (七祖)#P--523|法事讃 P.523]])
  
 
{{Copyright}}
 
{{Copyright}}
 
----
 
----
 +
{{Inyou2|
 +
いんねん 因縁
 +
 +
梵語 ヘートゥ・プラティヤヤ (hetu-pratyaya) の意訳。因、縁ともいう。原因、原因一般のこと。もとは因 (hetu) も縁 (pratyaya) も原因の意であったが、のちに果を生ずる原因を、直接的原因(因)と間接的原因(縁)とを分けて考えられるようになった。(浄土真宗辞典)
 +
}}
 +
 
因も縁もよりてと読む。日本語では、~によりてと読む方が判りやすい。世間では誤解されやすい用語なので注意すること。[[利用者:林遊|林遊]] 2005年8月25日 (木) 08:51 (JST)
 
因も縁もよりてと読む。日本語では、~によりてと読む方が判りやすい。世間では誤解されやすい用語なので注意すること。[[利用者:林遊|林遊]] 2005年8月25日 (木) 08:51 (JST)
 
[[WDM:いんねん]]
 
[[WDM:いんねん]]

2018年3月11日 (日) 09:46時点における最新版

因縁

1.因と縁。結果をもたらす直接原因(因)と間接原因または条件(縁)をいう。
2.縁起、因縁生に同じ。因縁によって事柄が生起すること。すべての存在は因と縁によって生じて仮に存在し、また因縁によって滅するという道理。
3.迷いの世界につなぎとめる原因。 (法事讃 P.523)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

いんねん 因縁

梵語 ヘートゥ・プラティヤヤ (hetu-pratyaya) の意訳。因、縁ともいう。原因、原因一般のこと。もとは因 (hetu) も縁 (pratyaya) も原因の意であったが、のちに果を生ずる原因を、直接的原因(因)と間接的原因(縁)とを分けて考えられるようになった。(浄土真宗辞典)

因も縁もよりてと読む。日本語では、~によりてと読む方が判りやすい。世間では誤解されやすい用語なので注意すること。林遊 2005年8月25日 (木) 08:51 (JST) WDM:いんねん