「えてんず」の版間の差分
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(ページの作成:「:んず :( 助動 ) :〔推量の助動詞「むず」の転〕 :⇒ むず(助動) :むず :( 助動 ) ( ○ ・○ ・むず(んず) ・むずる(...」) |
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− | : | + | :〔推量の助動詞「む」に、格助詞「と」とサ変動詞「す」の付いた「むとす」の熟合したもの。中古以降の語。「む」は、後世「ん」と発音されたために、「んず」とも書かれる〕 |
推量の助動詞。動詞・助動詞の未然形に付く。 | 推量の助動詞。動詞・助動詞の未然形に付く。 | ||
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− | : | + | :目前にないこと、まだ実現していないことについて予想し推量する意を表す。…であるだろう。…だろう。 「今は帰るべきになりにければ、此月の十五日に、かのもとの国よりむかへに人々まうでこむず/竹取」 「三人ながら島の内を出でたりなど聞え候はば、なかなか悪しう候ひなんず/平家 三・流布本」 |
2018年3月13日 (火) 17:08時点における最新版
- んず
- ( 助動 )
- 〔推量の助動詞「むず」の転〕
- ⇒ むず(助動)
- むず
- ( 助動 ) ( ○ ・○ ・むず(んず) ・むずる(んずる) ・むずれ(んずれ) ・○ )
- 〔推量の助動詞「む」に、格助詞「と」とサ変動詞「す」の付いた「むとす」の熟合したもの。中古以降の語。「む」は、後世「ん」と発音されたために、「んず」とも書かれる〕
推量の助動詞。動詞・助動詞の未然形に付く。
- ①
- 目前にないこと、まだ実現していないことについて予想し推量する意を表す。…であるだろう。…だろう。 「今は帰るべきになりにければ、此月の十五日に、かのもとの国よりむかへに人々まうでこむず/竹取」 「三人ながら島の内を出でたりなど聞え候はば、なかなか悪しう候ひなんず/平家 三・流布本」