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「蓮華蔵世界」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
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1.『<kana>[[華厳経]](けごんぎょう)</kana>』では<kana>毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)</kana>、『<kana>梵網経(ぼんもうきょう)</kana>』では、毘盧遮那仏とその[[化身]]である釈迦仏のいる浄土と説く。
 
1.『<kana>[[華厳経]](けごんぎょう)</kana>』では<kana>毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)</kana>、『<kana>梵網経(ぼんもうきょう)</kana>』では、毘盧遮那仏とその[[化身]]である釈迦仏のいる浄土と説く。
  
2.<kana>煩悩(ぼんのう)</kana>の穢濁をこえた蓮華のように清らかな<kana>[[報身]]仏(ほうじんぶつ)</kana>の境界で、『[[浄土論]]』等では[[阿弥陀仏]]の[[極楽|極楽浄土]]を指す。([[二門#P--547|二門 P.547]],[[正信大意#P--1031|正信大意 P.1031]])  
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2.<kana>煩悩(ぼんのう)</kana>の穢濁をこえた蓮華のように清らかな<kana>報身仏(ほうじんぶつ)</kana>の境界で、『[[浄土論]]』等では[[阿弥陀仏]]の[[極楽|極楽浄土]]を指す。([[二門#P--547|二門 P.547]],[[正信大意#P--1031|正信大意 P.1031]])  
  
 
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2023年9月12日 (火) 20:56時点における最新版

れんげぞうせかい

  蓮華から出生した浄土。

1.『華厳経(けごんぎょう)』では毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)、『梵網経(ぼんもうきょう)』では、毘盧遮那仏とその化身である釈迦仏のいる浄土と説く。

2.煩悩(ぼんのう)の穢濁をこえた蓮華のように清らかな報身仏(ほうじんぶつ)の境界で、『浄土論』等では阿弥陀仏極楽浄土を指す。(二門 P.547,正信大意 P.1031)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

れんげぞうせかい 蓮華蔵世界

 蓮華につつまれた世界、または蓮華の形に似た世界。『華厳経』では毘廬遮那仏(びるしゃなぶつ)の浄土、『梵網経』では毘盧遮那仏とその化身である釈迦仏の浄土を指す。また、『浄土論』等では煩悩の穢濁をこえた蓮華のようにきよらかな報身仏の境界である阿弥陀仏の浄土を指す。(浄土真宗辞典)


参照WEB版浄土宗大辞典の「蓮華蔵世界」の項目