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「須陀洹」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
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 梵語スロータ・アーパンナ(srota-āpanna)の音写。預流(よる)と漢訳する。はじめて法の流れに入ったものの意。声聞(しょうもん)の修道階位、[[四向四果]](しこうしか)の中の初位で、三界の見惑(分別によって起す知的なまよい)を断じつつある位を須陀洹向(見道)といい、断じ尽した位を須陀洹果(修道)という。 →[[八輩]]
  
 
 頻婆娑羅王は須陀洹を成じていたという(「観経」では、幽閉中に[[阿那含]]を成したという)。
 
 頻婆娑羅王は須陀洹を成じていたという(「観経」では、幽閉中に[[阿那含]]を成したという)。

2005年10月30日 (日) 11:49時点における最新版

しゅだおん

 梵語スロータ・アーパンナ(srota-āpanna)の音写。預流(よる)と漢訳する。はじめて法の流れに入ったものの意。声聞(しょうもん)の修道階位、四向四果(しこうしか)の中の初位で、三界の見惑(分別によって起す知的なまよい)を断じつつある位を須陀洹向(見道)といい、断じ尽した位を須陀洹果(修道)という。 →八輩

 頻婆娑羅王は須陀洹を成じていたという(「観経」では、幽閉中に阿那含を成したという)。  (信巻 P.294)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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