操作

「禅宗」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

(1 版)
 
2行目: 2行目:
 
ぜんしゅう
 
ぜんしゅう
  
 改組とされる菩(ぼ)提(だい)達(だる)磨(ま)の名によって達磨宗ともいい、仏の心印を伝える宗旨という意で仏心宗ともいう。 教外(きょうげ)別伝(べつでん)、不立(ふりゅう)(もん)字(じ) (経論の言葉によらず、仏のさとりの真髄を心から心へと直接伝えること) を立場とし、坐禅によって自己の心の本性をさとろうとする。 日本には、栄西(えいさい) (「ようさい」 とも読む) が入宋(にっそう)して臨済(りんざい)宗(しゅう)を伝え、道元(どうげん)が入宋して曹洞(そうとう)宗(しゅう)を伝え、明(みん)の隠元(いんげん)が渡来して黄檗(おうばく)宗(しゅう)を伝えた。
+
 開組とされる<kana>菩提達磨(ぼだい-だるま)</kana>の名によって達磨宗ともいい、仏の心印を伝える宗旨という意で仏心宗ともいう。 <kana>教外(きょうげ)</kana><kana>別伝(べつでん)</kana>、<kana>不立(ふりゅう)</kana><kana>文字(もんじ)</kana> (経論の言葉によらず、仏のさとりの真髄を心から心へと直接伝えること) を立場とし、坐禅によって自己の心の本性をさとろうとする。 日本には、<kana>栄西(えいさい)</kana> (「ようさい」 とも読む) が<kana>入宋(にっそう)</kana>して<kana>臨済宗(りんざい-しゅう)</kana>を伝え、<kana>道元(どうげん)</kana>が入宋して<kana>曹洞宗(そうとう-しゅう)</kana>を伝え、<kana>明(みん)</kana>の<kana>隠元(いんげん)</kana>が渡来して<kana>黄檗宗(おうばく-しゅう)</kana>を伝えた。
  
 
{{Copyright}}
 
{{Copyright}}
 
----
 
----
 
[[Category:巻末註]]
 
[[Category:巻末註]]

2017年10月28日 (土) 12:13時点における最新版

ぜんしゅう

 開組とされる菩提達磨(ぼだい-だるま)の名によって達磨宗ともいい、仏の心印を伝える宗旨という意で仏心宗ともいう。 教外(きょうげ)別伝(べつでん)不立(ふりゅう)文字(もんじ) (経論の言葉によらず、仏のさとりの真髄を心から心へと直接伝えること) を立場とし、坐禅によって自己の心の本性をさとろうとする。 日本には、栄西(えいさい) (「ようさい」 とも読む) が入宋(にっそう)して臨済宗(りんざい-しゅう)を伝え、道元(どうげん)が入宋して曹洞宗(そうとう-しゅう)を伝え、(みん)隠元(いんげん)が渡来して黄檗宗(おうばく-しゅう)を伝えた。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。