<kana>晋(しん)</kana><kana>陵(りょう)</kana><kana>荊渓(けいけい)</kana> (現在の<kana>江蘇(こうそ)</kana>省<kana>武進(ぶしん)</kana>県) の儒家に生れ、<kana>天台(てんだい)</kana>宗の第五祖<kana>玄朗(げんろう)</kana>に師事して天台教学を研鑽した｡ 師の寂後、当時盛んであった<kana>法相(ほっそう)</kana>宗や<kana>華厳(けごん)</kana>宗に対抗して、衰退の状況にあった天台宗の発揚につとめたので、天台宗中興の祖とされる｡ また<kana>妙楽(みょうらく)</kana>大師、荊渓尊者、円通尊者などの尊称でも呼ばれる｡ 著書には 『法華玄義釈籤』十巻 『法華文句記』十巻 『止観輔行伝弘決』四十巻など多数がある｡

:Ⅰ 静かに落ち着いているさま｡　([[観経疏　定善義 (七祖)#P--403|定善義 P.403]]、[[法事讃 (七祖)#P--553|法事讃 P.553]])

:Ⅱ おだやかに安らいでいるさま｡　([[往生要集中巻 (七祖)#P--993|要集 P.993]])

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