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「五停心観」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
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 仏道修行の最初に修める観法
 
 仏道修行の最初に修める観法
:不浄観(貪りを対治する)
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#不浄観(貪りを対治する)
:慈悲観(いかり(瞋)を対治する)
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#慈悲観(いかり(瞋)を対治する)
:因縁観(因果の理を観じて無知(癡)を対治する)
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#因縁観(因果の理を観じて無知(癡)を対治する)
:界差別観(われわれの個人存在を構成している十八要素(十八界)を観じて、我に対する執着を対治する)
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#界差別観(われわれの個人存在を構成している十八要素(十八界)を観じて、我に対する執着を対治する)
:数息観(出入の息を数えて心を統一し、心の散乱を対治する)
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2024年7月31日 (水) 07:23時点における最新版

ごじょうしんかん

 仏道修行の最初に修める観法

  1. 不浄観(貪りを対治する)
  2. 慈悲観(いかり(瞋)を対治する)
  3. 因縁観(因果の理を観じて無知(癡)を対治する)
  4. 界差別観(われわれの個人存在を構成している十八要素(十八界)を観じて、我に対する執着を対治する)
  5. 数息観(出入の息を数えて心を統一し、心の散乱を対治する)
四念処

参照WEB版浄土宗大辞典の「五停心観」の項目
参照WEB版浄土宗大辞典の「十八界」の項目