「阿弥陀仏の清浄報土なり」の版間の差分
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− | 浄土三部経には、因位の法蔵菩薩の願行に報い顕現した阿弥陀仏の浄土を意味する「[[報土]]」という語がない。ゆえに『[[不空羂索神変真言経]]』の「汝当生処 是阿弥陀仏清浄'''報土'''(なんぢ当生の処は、これ阿弥陀仏の清浄報土なり)」の文を引文されたのであろう。これは「真仏土巻」後半で展開される、善導大師の「報身土を証す」是報非化論([[真巻#no30|真巻 P.364]])への伏線でもあろう。([[真巻#no8|真巻 P.342]]) →[[同居の土]] | + | 浄土三部経には、因位の法蔵菩薩の願行に報い顕現した阿弥陀仏の浄土を意味する「[[報土]]」という語がない。ゆえに『[[不空羂索神変真言経]]』の「汝当生処 是阿弥陀仏清浄'''報土'''(なんぢ当生の処は、これ阿弥陀仏の清浄報土なり)」の文を引文されたのであろう。これは「真仏土巻」後半で展開される、善導大師の「報身土を証す」是報非化論([[真巻#no30|真巻 P.364]])への伏線でもあろう。([[真巻#no8|真巻 P.342]]) →[[同居の土]] →[[三身]] |
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2017年7月5日 (水) 14:17時点における最新版
あみだぶつ-の-しょうじょう-ほうど-なり
浄土三部経には、因位の法蔵菩薩の願行に報い顕現した阿弥陀仏の浄土を意味する「報土」という語がない。ゆえに『不空羂索神変真言経』の「汝当生処 是阿弥陀仏清浄報土(なんぢ当生の処は、これ阿弥陀仏の清浄報土なり)」の文を引文されたのであろう。これは「真仏土巻」後半で展開される、善導大師の「報身土を証す」是報非化論(真巻 P.364)への伏線でもあろう。(真巻 P.342) →同居の土 →三身