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「平等」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
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差別に対する語。絶対的に同一であるという意味。すべての事物は本来[[空]]であるという同一の共通性からこのようにいう。この真理をさとった差別のない[[慈悲]]を平等の[[大悲]]、この真理によるとらわれのない心を平等心などという。『涅槃経』には「一子地の因縁をもつてのゆゑに、菩薩はすなはち一切衆生において平等心を得たり」([[信巻本#P--237|信巻引文P.237]])と説かれている。 (浄土真宗辞典)
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差別に対する語。絶対的に同一であるという意味。すべての事物は本来[[空]]であるという同一の共通性からこのようにいう。この真理をさとった差別のない[[慈悲]]を平等の[[大悲]]、この真理によるとらわれのない心を平等心などという。『涅槃経』には「[[一子地]]の因縁をもつてのゆゑに、菩薩はすなはち一切衆生において平等心を得たり」([[信巻本#P--237|信巻引文P.237]])と説かれている。 (浄土真宗辞典)
 
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2019年12月3日 (火) 02:11時点における最新版

びょうどう

 【左訓】「平等はすべてものにおいてへだてなきこころなり」(異本)(高僧 P.586)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

平等

差別に対する語。絶対的に同一であるという意味。すべての事物は本来であるという同一の共通性からこのようにいう。この真理をさとった差別のない慈悲を平等の大悲、この真理によるとらわれのない心を平等心などという。『涅槃経』には「一子地の因縁をもつてのゆゑに、菩薩はすなはち一切衆生において平等心を得たり」(信巻引文P.237)と説かれている。 (浄土真宗辞典)