「従真垂仮」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
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− | + | :仮より真へ入れる。仮の法門にいる者を仮より真(実)に入らしめること。真実を知ることによって仮を廃捨するから還廃といふ。(還廃の意味:かえりてはいす) | |
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*従は助辞で~より、ということ。[http://www.kanjipedia.jp/kanji/0003180400 従] | *従は助辞で~より、ということ。[http://www.kanjipedia.jp/kanji/0003180400 従] | ||
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従真垂仮して従仮入真せしめる。 | 従真垂仮して従仮入真せしめる。 | ||
:真実の立場よりかりに方便を垂れて、これを真実に誘入せんとする作用であり、 従真垂化して未熟の機を従仮入真さしめようとすることをいう。 | :真実の立場よりかりに方便を垂れて、これを真実に誘入せんとする作用であり、 従真垂化して未熟の機を従仮入真さしめようとすることをいう。 | ||
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+ | :→[[トーク:方便]] | ||
+ | :→[[真仮論の救済論的意義]] | ||
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+ | [[Category:追記]]<p id="page-top">[[#|▲]]</p> |
2024年9月13日 (金) 10:16時点における最新版
じゅうしん-すいけ じゅうけ-にっしん
- 真より仮を垂れる。真実を直接理解できない未熟の機の為に真(実)より仮を垂れること。真実を顕す為に暫く用いるから暫用といふ。(暫用の意味:しばらくもちいる)
- 仮より真へ入れる。仮の法門にいる者を仮より真(実)に入らしめること。真実を知ることによって仮を廃捨するから還廃といふ。(還廃の意味:かえりてはいす)
- 従は助辞で~より、ということ。従
用例:
従真垂仮して従仮入真せしめる。
- 真実の立場よりかりに方便を垂れて、これを真実に誘入せんとする作用であり、 従真垂化して未熟の機を従仮入真さしめようとすることをいう。