「弥陀の大悲ふかければ」の版間の差分
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+ | と「仏説諸仏阿弥陀……」の経名から、弥陀を諸仏と称するか。文明本では、阿弥陀仏は諸仏の徳を総摂し、諸仏の大悲にもれた女人を救済するのが弥陀の大悲であるから「弥陀の大悲ふかければ」とされたものと思われる。 | ||
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2019年11月29日 (金) 19:15時点における最新版
みだのだいひ
【頭註】「三十五の願のこころなり」(浄土 P.567)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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『国宝本』には、
- 諸仏の大悲ふかければ
- 仏智の不思議をあらわして
- 変成男子の願をたて
- 女人成仏ちかひたり
とあり、諸仏の大悲の左訓に「弥陀を諸仏ともうす、過度人道経(大阿弥陀経)のこころなり」とある。御開山の引文では『仏説諸仏阿弥陀三耶三仏薩楼仏檀過度人道経』 と「仏説諸仏阿弥陀……」の経名から、弥陀を諸仏と称するか。文明本では、阿弥陀仏は諸仏の徳を総摂し、諸仏の大悲にもれた女人を救済するのが弥陀の大悲であるから「弥陀の大悲ふかければ」とされたものと思われる。
- 弥陀の大悲ふかければ
- 仏智の不思議をあらはして
- 変成男子の願をたて
- 女人成仏ちかひたり