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出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
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浄土真宗は本願力回向のご法義であるから、衆生の側からのはからいは全く認めない。<br />
 
浄土真宗は本願力回向のご法義であるから、衆生の側からのはからいは全く認めない。<br />
 
『御消息』(6) で、
 
『御消息』(6) で、
:わがはからひのこころをもつて身・口・意のみだれごころをつくろひ、めでたうしなして浄土へ往生せんとおもふを自力と申すなり。
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:わが[[はからひ]]のこころをもつて身・口・意のみだれごころをつくろひ、めでたうしなして浄土へ往生せんとおもふを[[自力]]と申すなり。
と、「'''はからひ'''のこころ」をもって浄土へ往生したいと思ふことは[[自力]]であるとされたのであった。
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と、「'''はからひ'''のこころ」をもって浄土へ往生したいと思ふことは'''[[自力]]'''であるとされたのであった。浄土真宗は弥陀回向の法であるからである。
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:→[[他力]]
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:→[[自力]]
  
 
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2024年8月3日 (土) 23:32時点における最新版

  自力による思慮分別。(正像 P.621,消息 P.768)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

はからい はからひ 計らい

 人の行動や思考について、自ら何らかの計画や方法を巡らせること。自己の想定した目的を達成するためにあらかじめ計画を立て、必要な手段や方法を計画すること。

浄土真宗は本願力回向のご法義であるから、衆生の側からのはからいは全く認めない。
『御消息』(6) で、

わがはからひのこころをもつて身・口・意のみだれごころをつくろひ、めでたうしなして浄土へ往生せんとおもふを自力と申すなり。

と、「はからひのこころ」をもって浄土へ往生したいと思ふことは自力であるとされたのであった。浄土真宗は弥陀回向の法であるからである。

他力
自力