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「半満・権実」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

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『大般涅槃経』北本 第五、第八巻にある譬喩に基づく語で、中国ではこれを[[教相判釈]]に用いた。<br />
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涅槃経では子弟の教育にあたり、まず半字を教えて後に満字を教えるように、まず小乗の教えを説いて後に大乗の教えを説いたする。
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半字と満字については種々の解釈があるが、サンスクリット語の字体について字母である母音と子音を「半字」、この字によって構成される字義である成語を「満字」といふ。〈満〉とは、満ち足りて不足するものが無いという意。
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[http://hongwanriki.wikidharma.org/index.php/%E5%A4%A7%E8%88%AC%E6%B6%85%E6%A7%83%E7%B5%8C/2#.E6.96.87.E5.AD.97.E5.93.81.E3.80.80.E5.8D.81.E4.B8.89 『大般涅槃経』文字品]
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[[Category:追記]]

2023年5月17日 (水) 15:33時点における最新版

はんまんごんじつ

 半満は半字教(小乗)と満字教(大乗)、権実は権教(方便の教え)と実教(真実の教え)を指す。(化巻 P.375)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

『大般涅槃経』北本 第五、第八巻にある譬喩に基づく語で、中国ではこれを教相判釈に用いた。
涅槃経では子弟の教育にあたり、まず半字を教えて後に満字を教えるように、まず小乗の教えを説いて後に大乗の教えを説いたする。 半字と満字については種々の解釈があるが、サンスクリット語の字体について字母である母音と子音を「半字」、この字によって構成される字義である成語を「満字」といふ。〈満〉とは、満ち足りて不足するものが無いという意。

『大般涅槃経』文字品