「普賢の願」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
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::一には、諸仏を礼敬す。二には如来を称讃す。三には広く供養を修す。四には業障を懺悔す。五には功徳に随喜す。六には転法輪を請す。七には仏住世を請う。八には常に仏の学に随う。九には衆生に恒に順ず。十には普くみな廻向す。 | ::一には、諸仏を礼敬す。二には如来を称讃す。三には広く供養を修す。四には業障を懺悔す。五には功徳に随喜す。六には転法輪を請す。七には仏住世を請う。八には常に仏の学に随う。九には衆生に恒に順ず。十には普くみな廻向す。 | ||
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2018年4月17日 (火) 15:00時点における最新版
ふげんのがん
『華厳経』 「普賢行願品」 に説かれる普賢菩薩の十種の大願のこと。 (要集 P.870、要集 P.1024)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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應修十種廣大行願。何等爲十。一者禮敬諸佛。二者稱讃如來。三者廣修供養。四者懺悔業障。五者隨喜功徳。六者請轉法輪。七者請佛住世。八者常隨佛學。九者恒順衆生。十者普皆迴向。[1]
- 応修十種広大行願。何等為十。
- まさに十種の広大の行願を修すべし。なんらかを十となす。
- 一者礼敬諸仏。二者称讃如来。三者広修供養。四者懺悔業障。五者随喜功徳。六者請転法輪。七者請仏住世。八者常随仏学。九者恒順衆生。十者普皆迴向。
- 一には、諸仏を礼敬す。二には如来を称讃す。三には広く供養を修す。四には業障を懺悔す。五には功徳に随喜す。六には転法輪を請す。七には仏住世を請う。八には常に仏の学に随う。九には衆生に恒に順ず。十には普くみな廻向す。
- 普賢の十願
- 礼敬諸仏(常にすべての仏を敬い)
- 称賛如来(常にすべての如来の徳を称賛する)
- 広修供養(常にすべての仏に仕えて最上の供養をし)
- 懺悔業障(常に無始以来の悪業を懴悔して浄戒をたもち)
- 随喜功徳(常に仏・菩薩から六趣四生に至るまでのあらゆる功徳を随喜し)
- 請転法輪(常にすべての仏に教えを説くことを要請し)
- 請仏住世(涅槃に入ろうとする仏・菩薩などに対してはこの世にとどまることを常に請い)
- 常随仏学(常に毘廬遮那仏に随ってその仏が教化のために示す相をことごとく学びとり)
- 恒順衆生(すべての衆生の種別に応じて種々につかえ、種々に供養してめぐみ)
- 普皆回向(以上のようなあらゆる功徳を一切の衆生にさしむけて、ことごとくが仏果を完成することを願う)