「ふかく信じて」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
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2020年9月22日 (火) 06:30時点における最新版
ふかくしんじて
深く信じてを、次の、信心あさくと対判され「深とは利他真実の心これなり」の意とされておられたのであろう。(消息 P.785)
「化巻」の三経通顕で三経の信の真仮を分判し、
と、『大経』では信楽、『観経』では深心(深信)、『小経』(阿弥陀経)では一心とされ、それは「利他真実の心」であるから「深」とされたのである。「行巻」では教法について47対をあげた中に「深浅対(念仏は深い法であり、諸善は浅薄である。)」(行巻 P.199)とある。