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「十劫秘事」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

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 [[十劫安心]]などともいう。[[十劫]]の昔に[[阿弥陀仏]]が[[成仏]]した時、すでに[[衆生]]の[[往生]]も成就されており、これを忘れないのが信心であるとする理解。真宗における[[異安心]]の一。『御文章』1帖目第13通([[御文一#no13|註 1102]])、3帖目第8通([[御文三#no8|註 1148]])、2帖目第11通([[御文二#no11|註 1126]])、などに批判がある。(浄土真宗辞典)
 
 [[十劫安心]]などともいう。[[十劫]]の昔に[[阿弥陀仏]]が[[成仏]]した時、すでに[[衆生]]の[[往生]]も成就されており、これを忘れないのが信心であるとする理解。真宗における[[異安心]]の一。『御文章』1帖目第13通([[御文一#no13|註 1102]])、3帖目第8通([[御文三#no8|註 1148]])、2帖目第11通([[御文二#no11|註 1126]])、などに批判がある。(浄土真宗辞典)
 
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*十劫安心と同義であるが、江戸時代に入って[[異安心]]の詮議がはげしくなると、十劫秘事、<kana>土蔵(おくら)</kana>秘事などと称して,秘密の法門として地下に潜行していったことから十劫秘事といふ。
  
 
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2020年9月5日 (土) 21:10時点における版

じっこうひじ 十劫秘事

 十劫安心などともいう。十劫の昔に阿弥陀仏成仏した時、すでに衆生往生も成就されており、これを忘れないのが信心であるとする理解。真宗における異安心の一。『御文章』1帖目第13通(註 1102)、3帖目第8通(註 1148)、2帖目第11通(註 1126)、などに批判がある。(浄土真宗辞典)

  • 十劫安心と同義であるが、江戸時代に入って異安心の詮議がはげしくなると、十劫秘事、土蔵(おくら)秘事などと称して,秘密の法門として地下に潜行していったことから十劫秘事といふ。
十劫安心