「各留半座」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ（WikiArc）』
| 9行目: | 9行目: | ||
「一蓮」は、一つの蓮の花。「托生」は、浄土の<kana>蓮(はちす)</kana>に生を托するという意で、浄土で一つの蓮に生まれるということ、<br /> | 「一蓮」は、一つの蓮の花。「托生」は、浄土の<kana>蓮(はちす)</kana>に生を托するという意で、浄土で一つの蓮に生まれるということ、<br /> | ||
世俗では、最後まで行動、運命を共にする意味で悪をともにする意で使われることが多い。<br /> | 世俗では、最後まで行動、運命を共にする意味で悪をともにする意で使われることが多い。<br /> | ||
| − | + | 林遊のばあちゃん（母親）は、オメ、母ちゃんは半座あけて待ってるさけ必ずまいって来いよ、とよく言っていたものである。<br /> | |
なお、法然聖人は正如房へ御消息で、 | なお、法然聖人は正如房へ御消息で、 | ||
:おなじ仏のくににまいりあひて、はちすのうえにてこのよのいぶせさおもはるけ ([[西方指南抄#P--1006|西方指南抄]]) | :おなじ仏のくににまいりあひて、はちすのうえにてこのよのいぶせさおもはるけ ([[西方指南抄#P--1006|西方指南抄]]) | ||
2023年4月18日 (火) 21:10時点における版
かくるはんざ 各留半座
浄土に往生した者が、自らが座す台座の半分を
- ｢おのおの半座を
留 めて来 る人に与 ふ (各留半座与来人)｣ (七祖 753)
とある。（浄土真宗辞典）
類語に
「一蓮」は、一つの蓮の花。「托生」は、浄土の
世俗では、最後まで行動、運命を共にする意味で悪をともにする意で使われることが多い。
林遊のばあちゃん（母親）は、オメ、母ちゃんは半座あけて待ってるさけ必ずまいって来いよ、とよく言っていたものである。
なお、法然聖人は正如房へ御消息で、
- おなじ仏のくににまいりあひて、はちすのうえにてこのよのいぶせさおもはるけ (西方指南抄)