「六住」の版間の差分

2017年10月24日 (火) 23:41時点における最新版

ろくじゅう

　十地のうちの初地から六地を指すという説、十住のうちの初住から六住を指すという説がある。(信巻 P.279)

　六種住の略。菩薩の修行の位を六種に分けたもの。『地持経(じじきょう)』巻二による。

①種性住(しゅしょうじゅう)（十住）

②解行住(げぎょうじゅう)（十行(じゅうぎょう)・十回向(じゅうえこう)）

③浄心住(じょうしんじゅう)（初地(しょじ)）

④行道迹住(ぎょうどうしゃくじゅう)（第二地より第七地まで）

⑤決定住(けつじょうじゅう)（第八・九地）

⑥究竟住(くきょうじゅう)（第十地および等覚(とうがく)）。→菩薩

出典（教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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-　六種住の略。菩薩の修行の位を六種に分けたもの。『地持経じじきょう』巻二による。
+　六種住の略。菩薩の修行の位を六種に分けたもの。『<kana>地持経(じじきょう)</kana>』巻二による。
-:①種性住しゅしょうじゅう（十住）
+:①<kana>種性住(しゅしょうじゅう)</kana>（十住）
-:②解行住げぎょうじゅう（十行じゅうぎょう・十回向じゅうえこう）
+:②<kana>解行住(げぎょうじゅう)</kana>（<kana>十行(じゅうぎょう)</kana>・<kana>十回向(じゅうえこう)</kana>）
-:③浄心住じょうしんじゅう（初地しょじ）
+:③<kana>浄心住(じょうしんじゅう)</kana>（<kana>初地(しょじ)</kana>）
-:④行道迹住ぎょうどうしゃくじゅう（第二地より第七地まで）
+:④<kana>行道迹住(ぎょうどうしゃくじゅう)</kana>（第二地より第七地まで）
-:⑤決定住けつじょうじゅう（第八・九地）
+:⑤<kana>決定住(けつじょうじゅう)</kana>（第八・九地）
-:⑥究竟住くきょうじゅう（第十地および等覚とうがく)。→[[菩薩]]
+:⑥<kana>究竟住(くきょうじゅう)</kana>（第十地および<kana>等覚(とうがく)</kana>）。→[[菩薩]]
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