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出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
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りゅうじゅ
 
りゅうじゅ
  
  (150-250頃)梵名ナーガールジュナ(Nāgārjuna)の漢訳。南インドの生れ。大乗仏教の教学の基盤を確立した。インドはもとより中国・チベットなどにおいても最も大きく取りあげられ、日本では古来、八宗の祖とされる。また『<ruby><rb>十住毘婆沙論</rb><rp>(</rp><rt>じゅうじゅうびばしゃろん</rt><rp>)</rp></ruby>』の「易行品」を著したことで浄土教の祖師とされる。その他の著作に『中論』『十二門論』『<ruby><rb>大智度論</rb><rp>(</rp><rt>だいちどろん</rt><rp>)</rp></ruby>』等がある。七高僧の第一祖。
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  150-250頃)梵語ナーガールジュナ(Nāgārjuna)の漢訳。南インドの生れ。空の思想を大成して大乗仏教の教学の基盤を確立した。<kana>中観(ちゅうがん)</kana>学派の祖。インドはもとより中国・チベットなどにおいても大きな影響を与え、日本では古来、八宗の祖とされる。また、『<kana>十住毘婆沙論(じゅうじゅうびばしゃろん)</kana>』の「<kana>易行品(いぎょうぼん)</kana>」を著したことで浄土教の祖師とされる。その他の著書に『中論』『十二門論』『<kana>大智度論(だいちどろん)</kana>』(現在では龍樹撰述に疑問が出されている)などがある。真宗七高僧の第一祖。
 
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2006年3月6日 (月) 00:09時点における版

りゅうじゅ

  150-250頃)梵語ナーガールジュナ(Nāgārjuna)の漢訳。南インドの生れ。空の思想を大成して大乗仏教の教学の基盤を確立した。中観(ちゅうがん)学派の祖。インドはもとより中国・チベットなどにおいても大きな影響を与え、日本では古来、八宗の祖とされる。また、『十住毘婆沙論(じゅうじゅうびばしゃろん)』の「易行品(いぎょうぼん)」を著したことで浄土教の祖師とされる。その他の著書に『中論』『十二門論』『大智度論(だいちどろん)』(現在では龍樹撰述に疑問が出されている)などがある。真宗七高僧の第一祖。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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