操作

「法句経」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

(1 版)
1行目: 1行目:
 
 
ほっくきょう
 
ほっくきょう
  
『法句経』『大唐(だいとう)(ない)典(てん)録(ろく)』『開元録(かいげんろく)』では疑経 (中国撰述の経典) としている。 仏の金言を偈(げ)頌(じゅ) (詩) の形で編集した『法句経』とは全く別のもので、一時かなり流行していたらしい。 敦煌(とんこう)よりの出土本が現存する。
+
『法句経』『大唐(だいとう)内典録(ないてんろく)』『開元録(かいげんろく)』では疑経 (中国撰述の経典) としている。 仏の金言を偈頌(げじゅ) (詩) の形で編集した『法句経』とは全く別のもので、一時かなり流行していたらしい。 敦煌(とんこう)よりの出土本が現存する。
  
 
法鼓経
 
法鼓経
 +
 +
 この経は原始仏典の『法句経』 (漢訳二巻本) ではなく、<kana>敦煌(とんこう)</kana>より出土した『法句経』 と同系のものとみられる。 ([[安楽集 (七祖)#P--286|安楽集 P.286]])
 +
  
 
『法鼓経』 →『[[大法鼓経]]』。
 
『法鼓経』 →『[[大法鼓経]]』。

2010年5月27日 (木) 22:09時点における版

ほっくきょう

『法句経』『大唐(だいとう)内典録(ないてんろく)』『開元録(かいげんろく)』では疑経 (中国撰述の経典) としている。 仏の金言を偈頌(げじゅ) (詩) の形で編集した『法句経』とは全く別のもので、一時かなり流行していたらしい。 敦煌(とんこう)よりの出土本が現存する。

法鼓経

 この経は原始仏典の『法句経』 (漢訳二巻本) ではなく、敦煌(とんこう)より出土した『法句経』 と同系のものとみられる。 (安楽集 P.286)


『法鼓経』 →『大法鼓経』。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。