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「馬・井」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
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2010年11月11日 (木) 15:50時点における版

めしょう

 馬師(めし)と井宿(しょうしゅく) (満宿) のこと。 釈尊在世当時、徒党を組んで、いつも誤った行いをした六人の比丘のうちの二人。 (要集 P.1009)


六群比丘(ろくぐんびく):六人の悪比丘、皆釈氏王種にて贅沢と驕慢になれていて数々の奇行を働いた。比丘の二百五十戒の大半はこれ等がために制定された。

   (1)闡陀(せんだ):闡那(せんな)、闡怒(せんぬ)、車匿(しゃのく)、乱暴者。仏滅後に阿難により道を得た。

   (2)迦留陀夷(かるだい):鄔陀夷(うだい)、優陀夷(うだい)、釈迦の学友。多婬。後に仏により道を得たが、債務に追われて、賊のために殺され糞の中に埋められた。

   (3)三文達多(さんもんだった):難陀(なんだ)、難途(なんづ)、後に天に生まれる。

   (4)跋難陀(ばつなんだ):摩醯沙難陀(まけいしゃなんだ)、後に天に生まれる。

   (5)馬師(めし):馬宿(めしゅく)、阿説迦(あせつか)、師の目連が外道の為に杖で打ち殺されたことに憤り、満宿と共に、これを殺したために、龍中に生まれた。

   (6)満宿(まんしゅく):井宿(せいしゅく)、補那婆素迦(ふなばすか)、弗那跋(ふなばつ)、馬師と共に外道を殺して龍中に生まれる。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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