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出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

(ページの作成:「『往生拾因』<br /> 予 爲知先賢 獨在閑室、向西閇目合掌 當額 勵聲念佛 即得一心。<br /> 敢以不亂 誠聖言不墮地。行者可'''仰信...」)
 
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敢以不亂 誠聖言不墮地。行者可'''仰信'''。
 
敢以不亂 誠聖言不墮地。行者可'''仰信'''。
 
:予、先賢を知らんが為に独り閑室に在りて、西に向かいて目を閉じて合掌して額に当て励声に念仏して即ち一心を得たり。敢えて以て乱れず誠に聖言地に堕ちず。行者、'''仰信'''すべし。
 
:予、先賢を知らんが為に独り閑室に在りて、西に向かいて目を閉じて合掌して額に当て励声に念仏して即ち一心を得たり。敢えて以て乱れず誠に聖言地に堕ちず。行者、'''仰信'''すべし。
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当知 人中芬陀利華。依之十方恒沙諸仏出広長舌各垂勧進。是表実語。可取仰信。
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:当に知るべし、人中の芬陀利華ということを。これに依て十方恒沙の諸仏は広長舌を出して各勧進を垂れたまふ。これ実語を表するなり。仰信を取るべし。
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『往生要集上巻』<br />
 
『往生要集上巻』<br />

2018年5月11日 (金) 02:52時点における版

『往生拾因』
予 爲知先賢 獨在閑室、向西閇目合掌 當額 勵聲念佛 即得一心。
敢以不亂 誠聖言不墮地。行者可仰信

予、先賢を知らんが為に独り閑室に在りて、西に向かいて目を閉じて合掌して額に当て励声に念仏して即ち一心を得たり。敢えて以て乱れず誠に聖言地に堕ちず。行者、仰信すべし。

当知 人中芬陀利華。依之十方恒沙諸仏出広長舌各垂勧進。是表実語。可取仰信。

当に知るべし、人中の芬陀利華ということを。これに依て十方恒沙の諸仏は広長舌を出して各勧進を垂れたまふ。これ実語を表するなり。仰信を取るべし。


『往生要集上巻』
仏意難測。唯可仰信
譬若痴人堕火坑不能自出 知識救之 以一方便 痴人 得力応務速出。

仏意、測りがたし。 ただ仰ぎて信ずべし。
たとへば、痴人の、火坑に堕ちてみづから出づることあたはざらんに、知識これを救ふに一の方便をもつてせば、痴人、力を得て、務ぎてすみやかに出づべし。