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「利他」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

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2019年12月22日 (日) 15:20時点における版

じりりた 自利利他

 自利と利他のこと。
Ⅰ 大乗の菩薩は、自利がそのまま利他となり、利他がそのまま自利となる自利利他円満を理想としている。
Ⅱ 親鸞は、自利を自力の意、利他を他力の意としても用いている。『愚禿鈔』には

「おほよそ心について、二種の三心あり。一には自利の三心、二には利他の三信なり」 (註 541)

とある。